アメリカ法曹事情
2018年4月20日金曜日
二世弁護士の落とし穴
›
以前から知っているあるアメリカの中堅ブティック事務所のウエブサイトを何気なく見てみた。すると、パートナーの半分近くが急にいなくなっていた。さらによく見てみると、事務所の権力者であるネームドパートナーの息子がアソシエイトとして事務所に入所していた。 以前、そのネームドパートナーが...
1 件のコメント:
2018年4月16日月曜日
新卒就職の売り手市場と日本の司法試験
›
以前、司法試験の受験者数と、新卒の就職が売り手市場か買い手市場かは、相関関係があると思ったことがある。 つまり、景気が落ち込んで新卒の就職率が下がると、その3年後くらいから徐々に司法試験の受験者数が増加する。 景気が回復し、新卒の就職率が上がると、その後、司法試験の受験者数が...
2018年4月4日水曜日
法科大学院の二の舞か
›
日経新聞が、「日本式ロビー活動 永田町から大阪へ、地方へ」という記事を書き、アメリカのロビー活動を美化している。 ロビー活動は、資力のあるものが合法に金の力を使って、議員たちに自分の言うことを聞かせようとする活動にすぎない。実際、ロビーストのロビー活動で重要なのは、重要な人脈...
2018年3月19日月曜日
マチ弁の経営が苦しくなりやすいもう一つの理由
›
あまり話題にならないが、マチ弁として事務所を経営するのが難しい理由として忘れてはならないことがあると思う。 それは、個人と企業の税金に関する弁護士費用の位置づけである。 つまり、企業にとって弁護士費用は課税の控除となる経費であるが、個人にとっては、すべての税金等を支払った...
2017年12月20日水曜日
法曹界だけではない
›
最近、アメリカの銀行の支店を改装して、今まであった銀行窓口をきれいさっぱりとなくす例が急増している。多機能のATMが増え、窓口がなくなり、個室になっている相談窓口だけが残っているのである。窓口で働いていた人はどこに行ったのだろうか。自分自身も、ほとんどの銀行関連の用事はインターネ...
1 件のコメント:
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示