大手法律事務所が個々の弁護士が負担している弁護士費用を負担するのは、一般的である。
アメリカの弁護士になったばかりの頃、当時アソシエイトとして働き始めた事務所のパートナーが「日本の弁護士会費も事務所で負担してもらえると思うよ」というので、「えっ。本当ですか。年間6000ドルくらいかかるのですが、大丈夫ですか?」と答えると、「年間6000ドルもするのか???」と言ったまま、パートナーは、言葉が出なくなっていた。
その後、言うまでもないが、そのパートナーが、日本の弁護士会費の話を持ち出すことはなかった。
やはり、日本の弁護士会費はアメリカの弁護士にとったら、正気の沙汰ではないのであろう。
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